システム連携
現状の管理システムでは、配送状況や荷物の積み忘れ、
渡し忘れがタイムリーに共有できない
案件管理している楽楽販売と連携させたい
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当社で基幹システムを構築させていただいた運送会社のお客様。案件管理を楽楽販売で行っています。
引っ越しなどの荷物の一時保管のサービスを扱っています。
これまで使ってきたバーコード管理システムの老朽化と機能不足により、新システムの導入を検討。
旧来のバーコード管理システムでは―
● 通信機能がなく、会社に戻ってバーコードリーダーを端末につながないとデータが取り込めない
● 上記の理由でドライバー、事務所、倉庫間でタイムリーな情報共有ができず、積み忘れ、渡し忘れがクレームにつながることも
● 案件管理している楽楽販売と連携できない
● バーコード出力は別で行わなければならない
最初にバーコード管理を専門に扱うシステム会社に相談したところ、かなりの費用がかかると言われてしまい、完全に予算オーバー。
また、案件管理は楽楽販売で管理していたので楽楽販売と連携させたいと考えていましたが、その機能は含まれていませんでした。
そこで、楽楽販売で基幹システムを請け負っている当社にご相談いただきました。
相談を受け、まず取り組んだのはハードの問題。ハンディターミナルなどはとても高価で機材の導入だけで相当なコストになるため、
様々な方法を検討した結果、AppleのiPod touchに装着できるバーコードリーダーを探し、iPod touch + バーコードリーダーの組合せを提案。ハンディターミナルと同じ操作感でかなり安価に実現できました。
そして、読み取ったバーコードを楽楽販売に送信し処理結果を受け取るアプリを開発。機能を最小限に絞ることで開発費用を抑え、かつシンプルで使いやすいアプリになりました。
使用するバーコードの規格をCODE39にすることで、楽楽販売からエクセルでのバーコードラベル出力が可能に。
今まで別々で行っていたラベル印刷の作業を楽楽販売で一括操作
新システムでは、インターネットにつながれば現場からでもリアルタイムに読取り情報を楽楽販売に送り、処理結果を受け取ることができます。そのため、現場で迅速な対応ができるようになりました。
「本日は20個の内、10個をお渡ししました。残り10個は明日お届けします。」など。
また、グループを組んでいる協力企業にも楽楽販売を使って案件管理・バーコード管理してもらうことで、業務の一元化ができました。
開発担当より
楽楽販売ガジェットとアプリケーションでつなぐということで、ハード、ソフトだけではないサーバや開発環境などの様々な課題がありましたが、想定した機能をもった管理システムを構築することができました。
ここで解決した種々の課題が後のバーコード連携の案件に活かされています。